無能でも、お金や地位や世間体を考えると出世はしたいですよね。私もその一人です。
特段、プログラミングが出来るわけでもなく、頭の回転が早いわけでもない。。
そんな私でも、最近一つ昇進できたのは、『直属もしくは一つ上の上司の性格を攻略』したからだと考えている今日この頃。
性格の攻略と言っても昔ながらの飲み会参加やおべんちゃらではなく、戦略的な攻略が大事と考えている。
その理由や具体的な方法をまとめてみました。
出世したい
私も30代半ばにさしかかり、同期の役職の有無が気になってきました。
そもそも出来の良い奴は置いといて、よく連んでいた無能メンバー内でも昇進する人しない人が分かれてきてます。
どうせサラリーマンをするなら、出世したいですよね?周りが出世してると劣等感を常に感じて、なんとなく心から楽しめない気がしたり。出世すると責任感やプレッシャーが増えるとは言え、この劣等感の解消はそれ以上に価値があると思います。
(転職も一つの解決法ですが・・まずは社内での地位を確立という保守的な考えで)
所属部署の事情など運はあるにしても、無能なりの出世術を今後の自分の為にもまとめてみることにしました。
皆様にも参考になれば嬉しいです。
なぜ『上司の性格攻略』なのか?
出来る人なら特に意識する事なく秀でた才(プログラミングや製品知識や技術力)で評価されるが、無能な私はどうすればいいかを考察。
直属の上司、またはその一つ上の上司が評価を決めてます。
何人も部下を抱えている上司はどのタイミングでこいついい、こいつダメだを感じているのかを考えてみたところ、それはほぼ間違いなく、上司への情報共有の場です。
少なからず、上司への共有の機会(ほうれんそう)はあるはず。課会や打合せや電話やチャットなどなど。
そこでどのような共有がなされるのか。上司の好みを把握して心地よい共有を行う。それが性格の読みどころ。
どんなに良い仕事をしてもその伝え方で台無しになることがある。
ただし、一発目からドンピシャな報告が出来るわけではないので、まだ性格が掴めていないうちは何度か指摘を貰う中で、上司の人物像を作り上げていく。
最初は評価度外視で共有の機会を多く持ち、指摘内容メモを育てていくしかない。(打席に多く立ち、三振の理由メモ帳を作る)
また、別の部下が指摘されている場合は、ありがたくその内容もメモる。
そして、次の打席でそのメモの内容が網羅されている共有を行う。
その積み重ねで、上司からの自分への評価が確立していき、通年の評価が決まると言えるだろう。
上司に響いた具体例
では、どのように性格を把握してどのような共有をしたのか(今も全て出来てないので、今後するべきなのか)。具体例を書いてみます
- それを聞いて上司がどう反応するか想像する
⇨意外にみんな出来ない『相手の立場になる』である。もし自分が上司だったら、この内容貰ってどう思うか。伝いたいことは何で、何して欲しいのかが分かるか。上司へ伝える前に必要な情報を揃えているか(または、揃えている途中である事を伝えているか)。
- 上司がその内容を一つ上の上司や別のメンバーへ共有するならば、その相手も見据える
⇨これも『相手の立場になる』ことだが更にその先の人に焦点を当てている。上司が報告する先の人物は何を気にするか(費用、客の心象、スケジュールなど)。自分が作ったこの資料のまま報告できるのか。
- 結論から会話する中で、一言で内容を伝えられるように要約する
⇨一言で伝えられないと相手の時間を奪う事になる。また、結論から話さないと過程を説明しているうちに質問が散々し話が外れてしまう場合がある。
結果、全てにおいて『相手の立場になる』が大原則だったが、こんな感じで上司攻略メモを育て上げ、共有する前はそのメモをひと舐めして、網羅されている事を確認する事が重要だと思う。
まとめ
ということで、出世するには以下のことを念頭に置き、対応することが必要であると結論付けました。
・上司への共有の場が評価の最たる場所
・上司の指摘やコメントから攻略メモを作成していく
・共有前にはそのメモの内容を満たしているか確認する
無能なので想定できなかった突発的な質問は持ち帰るとして、ここまでの準備をしてやっと人並みに出来るようです。。
安西先生も言ってたけど、無能は無能を認めて一歩目ということで。
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